
八月一日、朔日詣り
長かった梅雨が明けて
スキなくやってきた真夏の日差し。
季節と月の切り替わりが同時にあるのも、悪くないと思う。
毎月一日に外宮へ参拝に行くのは
ここ数年私たちのよい習慣になっている。
月に一度、日々の生活に感謝する時間。
神域入ってすぐの森の空間がとても好きだ。
木々の色、落ちてくる光の量、温度、風の匂い。
どんなに暑くてもここに入ると熱が冷めて、頭の中がクリアになる。
鬱蒼とした森を抜けて、正宮に向かうプロセスは
普段の生活から、ほんの一瞬、離脱する時間を与えてくれているのだと思う。
どんなときでも神宮は大らかに迎えてくれる。
だから「この一ヶ月、頑張ろう」そう思える。
M