人の気配、一身田の家にて
先日、竣工写真撮影にて写真家であり建築家の小坂森中建築の森中さんに撮影していただきました。
森中さんとはスイス時代にETHZの前庭でサッカーして以来、実に10年ぶりくらいの再会。懐かしな〜とか言いながら、彼が撮影している最中できるかぎり邪魔にならないようにsigma fpで撮影させてもらいました。
竣工してから何度か再訪させてもらっていますが、この日は住まわれている「人の気配」を強く感じました。住んでいるお施主さんたちの残像がみえるとでもいうのでしょうか。モノが入り、人が動いて空気も動く、2Fで鳴らした音楽が家中に心地よく響き渡る(お施主さん談)、生活の足跡が見える聞こえるような気がして、なんだか建物も喜んでいそうだと感じました。
モノも建物も使われてナンボです。やや不自由に思うことがあっても、大事にしていきたいと思う心があればモノも建物もその愛情に答えるくれるような気がしています。
K
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